晩婚晩産家のお金事情

晩婚で晩産な我がBB家のお金事情を中心に

積立投資への道のり(1)

私が最初の証券口座を開いたのは2008年の夏です(当時はまだ独身でした)。

 

就職から15年ほどが過ぎ、あまりお金を使わない(有り体に言えば「ケチ」の域)私の銀行口座にはけっこうな金額がたまっていて、このまま預貯金だけでいいのだろうかという漠然とした不安がありました。

 

 世間では「サブプライムショック」が騒がれ株式市場も荒れていました。いわずと知れたリーマンショック前夜なわけですが、テレビでは「今回の事態は主に欧米の金融機関の限定的な問題であり、日本経済には大きな影響がないだろう」といった経済評論家のコメントも見かけました。

  当時の私は「株価がずいぶん下がったようだし、その原因は海外の余波だというのだから、むしろ今が投資を始めるチャンスではあるまいか」と思ったわけです。

 

売買手数料の安さと大手系列の安心感からジョインベスト証券(憶えていらっしゃいますか?)に口座を開設し、どきどきしながら100万円を入金しました。

 

選んだ経緯は記憶していませんが、参考書として購入したのが山崎元氏の「 新しい株式投資論」だったことは幸運でした。

高コストのアクティブファンド類には惑わされず、メインはTOPIXインデックスで行こうと決めました。

一方で「安く買い、高くなったら売る」ことへの色気もありました。

 

最初に買ったのは「TOPIX連動場投資信託」(1306)です。夜に成行き注文を設定し、翌朝無事に約定のメールが届きました。

ひととおり売買手順を練習しようと思っていたので、次の晩に今度は成行きの売り注文を出しました。

続いて指値の売買を試しました。

 

この一連の練習で数千円の利益が出たのですが、得をしてうれしい反面、こんなPC操作でお金が動くことに気味の悪さを感じたことを記憶しています。

 

積立投資への道のり(2)へ続きます。