晩婚晩産家のお金事情

晩婚で晩産な我がBB家のお金事情を中心に

積立投資への道のり(4)

積立投資への道のり(3)の続きです。

 

鳴り物入りで始まった「アベノミクス」に対する私の感想は、「これはきっとろくでもないものに違いない」でした。

政策の中身も狙いも理解できなていなかったので、完全な思い込みですね。

実のところ、今でも理解できていません。

 

アベノミクス失敗」→「日本経済壊滅」を真剣に心配した私は、資産を国内から海外にシフトさせることにしました。

2012年の年末から13年の年初にかけて「Buy Abenomics」ではなく、そこそこまとまった金額で「Buy  MSCI-KOKUSAI」しました。

このとき買ったのは「MAXIS海外株式(1550)」です。

 

と同時に、いよいよインデックス投信の積立てを開始したのでした。

小心者の私には、毎回自分の判断でETFを購入するのは難しいと思いました。積立てなら、ストレスなく買い続けられそうです。

 

アベノミクス」に対する不信感がベースにあるので、国内資産は除外して、先進国株式、新興国株式、先進国債券、新興国債券、先進国REITを買いました。

 

半分以上を先進国株式とし、新興国株式と先進国債券の比率を1対1くらい、新興国債券と先進国REITはアクセント程度、というおおざっぱな配分でスタートしました。

 

当初はSMT、Funds-i,eMAXIS(fat)等で、低コストの商品が出るたびに節操なく積立対象を変更してきました。

原則として乗り換え時に保有分を売らないため、今では保有銘柄がETFを含めて30種類以上になっています。

 

積立て開始からわずか6年の間にも、何度かの急落(「Brexit」とか)がありました。

毎月積立てをしているにもかかわらず、1年間で残高がまったく増えない年もありました。

恐いほどに順調に株価が上昇し、「いつ下落するか?」と身構える時期もありました(今も、どちらかというと、そんな心境です)。

積立投資のよさは、そうした状況でも投資を続けやすいことにあります。

 

この先、1930年代の大恐慌リーマンショック級の大暴落、低迷期が訪れたときに平静を保てる自信はありませんが、まずは「たとえ半分になっても、こどもを育て上げるのに支障がないレベル」にリスクをコントロールしていけたら、と思います。