晩婚晩産家のお金事情

晩婚で晩産な我がBB家のお金事情を中心に

mineoからイオンモバイルへ乗り換え

少し前の話になりますが、スマホの契約をmineoからイオンモバイルに変更しました。

mineoとイオンモバイルは、どちらもいわゆる格安スマホの会社です。

 

イオンモバイルは「シェア音声プラン」で契約しました。

 

私と妻の二人分で、変更前のmineoは2,900円(家族割引含む)、変更後のイオンモバイルが2,480円と500円ほど安くなりました(いずれも税抜き)。

安くなるのはうれしいですが、変更に伴う各種手数料や手間を考えると、500円/月は、わざわざ乗り換えるほどの差かどうか、微妙ですね。

 

イオンモバイルに乗り換えたのはもう1枚、データ通信用のSIMが必要になったからです。

3枚目のSIMを追加するとき、「シェア音声プラン」のお得度が高くなります。

イオンモバイルの「シェア音声プラン」では、最大4枚まで、うち2枚までは料金なしでSIMを追加できます(データSIMの場合です。音声SIMは700円、SMS付きSIMは140円かかります)。

 

mineoには、主契約にぶら下がる形の「シェアプラン」がありません(家族割引、複数SIM割引はありますが、割引額は回線ごとに50円と渋い)。データSIM 500MBの契約で割引込み650円かかります。

 

mineoでもう一枚データSIMを契約するのと比較して、イオンモバイルにすることで月額1,200円近く安くなりました。

 

1枚目は私のスマホ、2枚目は妻のスマホ、3枚目としてデータSIMをモバイルルータに差しています。

 

契約は4GBのプランです。利用スタイルによっては3枚もぶら下がれないと思いますが、BB家は3枚合わせて1GB/月未満なので、 これでも多いくらいです。

 

イオンモバイル以外にもシェアプランを提供する会社はあり、変更前にいくつか比較しました。

 

結果、数年以内に上の子のスマホが必要になることがほぼ確実,さらに何年後かに下の子にもスマホを持たせることまでと考えると、BB家ではイオンモバイルがお得になりそうでした。

 

まあ、下の子のスマホデビューまでには各社ともプランが変わっている可能性が高いですが。

 

さて、乗り換えての感想です。

 

通信スピードについては「こんなもんかな」です。

mineoもイオンモバイルも、混雑時のスピードに期待できない点では、似たようなものです。

 

連休中の観光スポットでは、イオンモバイルは全然だめでしたが、あの混雑ではmineoも同様だったでしょう。

 

ふだんの昼時の通信スピードなどは、いろいろなメディアで定期的に比較記事がのっており、そちらの方が私の個人的な感想よりずっと信頼性が高いと思います。

 

イオンモバイルに対する小さな不満をあげるとしたら「低速通信モード」ON/OFF切替の反応の遅さです。

 

貧乏性な私は、普段は通信データ量にカウントされない低速モードで運用し、必要なときだけ高速通信に切り替えるため、このレスポンスの悪さが気になります。

 

さて、私にとってのイオンモバイルシェアプランの最大の問題は、技術的なことではなく、全回線を同一名義で契約する必要があるため、回線ごとのプライバシーが守られない点です。

これはイオンモバイルに限らず、シェアプランで名義を統一する必要のある多くの格安SIMに共通します(たぶん)。

 

具体的に何が問題化というと、イオンモバイルでは「マイページ」から全回線の通話履歴が確認できてしまうんですね。

 

妻の通話履歴をこっそりチェックするつもりはないんですが、でもいざとなったらそれが可能なのです。

 

だいたい、配偶者の通話履歴をこっそり調べたくなる「いざ」といったら、あれですよ、あれ。

「いざ」が来ることも考えたくないですが、そのとき通話記録チェックの誘惑とたたかう自分も想像したくないです。

 

自分名義なのだから確認できて当然なのですが、完全に見落としていました。

通信履歴を残さないオプションは、あるのかなあ?

 

別名義でのシェアプランを提供する格安SIM会社もあるようです(BIGLOBEモバイル、NifMoなど)。

私は乗り換え検討中にプライバシー問題に気付かなかったため、ちょっと料金の高いBIGLOBE等は候補に入れませんでした。

 

それはともかくとして、少額とはいえ生活費が節約できたのはうれしいです。

通信費は毎月の支出なので、家計へのインパクトは大きいです。

少々面倒でも、たまには見直すとよいですね。