晩婚晩産家のお金事情

晩婚で晩産な我がBB家のお金事情を中心に

相場の心配をしている場合ではないですね

ここ数日、相場は小康状態を保っていますね。

個人的には「そろそろ底入れ」というような見方には賛成しませんけれど、どうでしょうねえ。

 

株価も気にならないことはないですが、今はなんといってもコロナウィルス自体が心配です。

 

ヨーロッパ、アメリカから恐ろしいニュースが次々に入ってきます。

 

1月から2月にかけて、中国の苦闘を聞きながら、なぜか日本での感染拡大は抑え込めるのではないかと楽観していました。

 

でも、それなりに準備していたはずの西欧各国でも止められなかったという事実を突きつけられた今、そんなお気楽な予想は消えました。

この期に及んでオリンピックの開催時期が重要ニュースになる日本の半月後を、絶望的な気持ちで想像しています。

 

いったい、どこまでひどい事態に至るのでしょうか。

アメリカでは数十万人かそれ以上の人が死亡するという予測も出ているようですが。

 

東日本大震災直後、恐怖と混沌の1か月間を思い出します。

 

今どうなっているの?

これからどうなるの?

家族を守るために何をしたらいいの?

政府の発表は信じられるの?

 

あのときも、暇さえあればネットでニュースや有名無名の人たちの意見をあさっては、心配したり、少しだけ安心したりしていました。

 

さて、当時と今とで決定的に違うのは、政府に対する信頼です。

 

東日本大震災のとき、「政府は何か隠しているのではないか」「状況は本当はもっと悪いのではないか」とずっと疑念を抱いていました。

しかし少なくとも、(やり方がまずいと思う点は多々あるにせよ)政府が全力で事態を収拾しようとしていることに疑いはありませんでした。

 

翻って今の政府、なぜか日本にだけプレゼントされた貴重な1か月の猶予期間に、感染拡大を抑える/遅らせる有効な措置をほとんど講じず、臨時の病棟も人工呼吸器も医療従事者の防護服もマスクも、人員・体制もまったくといってよいほど準備してこなかったようです。

 

特別優秀な人でなくてもすぐに考えそうなこと、何一つやっていないように見えます。

 

いったい、なぜ?

 

素朴になぜ? と思います。

その次に怒りがこみ上げます。そして最後に悲しくなります。

 

ですが、憤っても悲しんでもウィルスは待ってくれません。

 

事ここにいたっては、可能な限り外出を控え、手を洗い、栄養と睡眠を十分にとるくらいしかできませんが、それが家族にとっても社会全体にとっても有益な対策です。

 

社会へのダメージは大きいでしょうが、いわゆる「ロックダウン」を発動してほしいと思います。

 

その際は、必ず補償をセットでお願いします。

たとえコロナウィルスで死ななくても、お金がなかったら死んじゃいます。

 

財政が心配などと言っている場合ではありません。

もちろん「財政破綻」派の私としては心配なんですが、ここで出し渋るのは人倫にもとります。

 

あ、お肉券やお魚券や旅行券や商品券は、いまは勘弁してください。

 

個人としては、不測の事態に備えて食料を準備する(買占めとの境が微妙ですが)、お金を多めにおろしておくくらいでしょうか。

 

そしてどうにかこの大災厄を乗り切れたら、次の選挙でまっとうな候補に投票することを忘れないようにしたいと思います。