晩婚晩産家のお金事情

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2016年のNISAどうしましょうか

一時期の暴落から世界の株式市場は少し値を戻しています。

が、このまま回復を続ける気が全然しません。

 

積立てインデックス派のはしくれとしては、「短期的な相場観を投資行動に持ち込まない」のが原則なのですが、悩ましいのが2016年分のNISAです。

 

一時含み損に転落した2016年のNISA投資は、プラスに復帰しています。

利益のある今のうちに売ってしまおうか。いやいやそれは邪道だ、年末まで保有し続けようか。

 

揺れています。

 

話の前提として、私は完全につみたてNISAに移行していて、NISAには戻りません。

なので2016年投資分を、来年のNISA枠にロールオーバーする選択肢はなしです。

 

また2016年に購入した銘柄はいずれも、すでに積立てをやめた商品なので、NISAから特定口座に移行するタイミングで売却・乗換えの予定でした。

 

ご存じのとおりNISAには、

  • 損益通算の対象外
  • 特定口座移管時の評価額が取得価格として上書きされる

という特殊性があります。

 

2016年分のNISAは現在プラス評価です。

でも年末に現在の評価額以上を保っているかどうか、はなはだ怪しいと思うんですね。

 

もし今年末に含み損だと、NISA内で売却するにせよ特定口座に移してから売却するにせよ、損益通算で損失(の20%相当)を取り返すことができません(持ち続けても、いつか売却するときに損します)。

 

一方、年末を待たずに乗換えの処理してしまえば、NISAの売却益非課税の恩恵を受けて、気持ちよく締めくくれます。

 

本来は「だからどうしたっていうのさ」というレベルの話です。

 

場合によっては不利になるNISAの性質を承知の上で利用していたわけですし、相場の変動は読めない前提で、できるだけ長く保有するのが積立て投資の原則ですから、期限いっぱい持ち続けるのが模範解答です。

 

理性はそう語るのですが、それでもなお「NISAゆえに損する」のが、なんともいえない敗北感で...

 

うーん、やっぱり近々売ってしまいそうな予感がします。

 

その場合、債券クラスはドルMMFに、株式クラスはそのまま現在積み立てている商品にスライドの予定です。

 

なお、2017年はNISAを利用せず、2018年からつみたてNISAに移行したので、NISAに気を揉むのは今年限りです。

 

つみたてNISAに関しては、20年後に値下がりしていたら、あきらめるしかないと割り切っています(が、実際に20年後に含み損だったら、どう感じるでしょうかねえ)。